Q1
回収率が良くないデータにも「買い」評価が付いているのはなぜなのでしょうか?
A1
「買い」評価を付ける基準は、回収率が高いことだけではありません。似たローテーションの成績を見て、将来的な期待値も優秀になる可能性が高いローテーションに評価を付けるようにしています。そもそも、単勝回収率はもちろんのこと、複勝回収率も信頼できる数字ではありません。複勝5000円くらいの馬が1頭でも該当すれば、複勝回収率の数字は一気に上がってしまいます。もちろん将来もそれを取れば大幅プラスですから、近い将来も1000円を越えるような配当を安定して当てられる確率の方が重要なのです。過去の回収率自体にはそれほど意味がありません。ですから、多角的にデータを捕らえて将来の確率を判断するように心がけています。逆に、配当的な問題で今はさほど目立たない回収率でも、似たようなローテーションの成績が優秀であれば、近い将来に5000円台の配当も狙える可能性が高いと判断して「買い」の評価を付けています。
Q2
サンプル数が少ないデータにも「買い」評価が付いているのはなぜでしょうか?
A2
これも、A1と同様の理由です。似たローテーションの成績を見て、将来的に期待値が上がる可能性が高いローテーションには評価を付けているからです。
Q3
集計期間が単行本のデータとは違いますが、大丈夫なのでしょうか?
A3
単行本では、データの数がたくさんある方が多くの皆様が納得する。という取材班のアドバイアスもありました。よって約5年分のデータを載せましたが、本来データを見てそのデータの良し悪しを判断する場合、5年分ものデータは必要ありません。データを判断する場合は、2年分もあれば十分ですし、極端な話1年分でも構いません。要は、1つ1つのデータの回収率だけを見て判断するのではなく、似たようなデータの確率を見ることが大事です。似たようなデータを多角的に集計するには、1年分のデータがあれば本当は十分なものも多いです(中には5年ぐらいあった方が良いデータもあります)。将来的にそのデータがプラスになるのか、どうかを考えることが重要ですから、データの数や集計期間はあまり重要ではないです。
Q4
PC版出馬表のローテーション評価「特買い」「買い」には、赤文字、青文字、黒文字と3種類ありますが、期待値に違いはあるのですか?
A4
出馬表の用語説明のページに詳しく書いてありますが、赤文字は5年以上の期間にわたって毎年(2-3ヶ月単位でも)コンスタントに結果を出しているローテーションです。よって将来的にも安定して良い成績を残せる可能性が高いローテーションだと判断できます。青文字は、赤文字ほどの実績はないけれども、やはり将来的に期待値の高いローテーションです。黒文字は、過去の数字は高いけれども将来においては、他のデータとの関連性などから不安もある。と判断されたローテーションです。青文字も黒文字も、評価がないローテーションよりは確実に期待値は高いですから、特に超高配当はヒモとして馬券を抑えておくことをお奨めします。
Q5
携帯版出馬表では、PC版のように赤文字、青文字、黒文字の区別はないのでしょうか?
A5
携帯版では、文字の仕様の関係で、赤文字などの色による区別はありません。その代わりに、私が馬場などを判断してより期待値が高いと判断した馬には「☆」マークが付けてあります。会員の皆様はPC、携帯どちらもご覧いただけますので、携帯版を見て「☆」マークの付いている馬を確認してください。
Q6
近2走ローテ成績(小)のデータ数より近2走ローテ成績(大)のデータ数が少ないところがあるのはなぜですか?
A6
近2走ローテ成績(小)では、芝2200m以上やダ2100m以上と長距離に関しては、かなり大まかに区切って集計しています。それに比べ、近2走のローテ成績(大)は、今回距離との距離差で区切っています。よって長距離に関しては近2走ローテ成績(大)のほうが細かく区切っている場合も出てきます。
[トップページに戻る]
(C)2010 Tsuyoshi Souma all rights reserved.